9月1日の「防災の日」に伴い、区内でも各地で防災訓練が行われた。そんな中、上小田中の「ローズハイツ武蔵小杉マンション(中原区上小田中6─32─8)」では、住民が独自に防災訓練を実施。これは市内でも珍しい試みとして、注目を浴びた。
53世帯が生活するこのマンションでは以前から自主的に防災対策を進めている。神戸の地震で被災した住民が提案したのがきっかけだ。8月20日には、AED(自動体外式除細動器)の設置や非常食(水・乾パン500個ずつ)を住民が協力して配備した。
そんな中で行われた今回の訓練では、消火器の使い方や避難場所である宮内中学校へのルート確認の他、警備会社・セコム(株)武蔵小杉支社の田中さんを招いてのAED講習も行った。「濡れている人には使うことができない」「AEDの操作とともに人口呼吸・心臓マッサージが必要」など、AEDについて初めて知ることに住民も驚いていた様子だった。講習を行った田中さんは「自主的に訓練を行うことは非常に大切。実際に使用する時はかなり焦っているだろうが、少しでもその時に落ち着いて行動できたら」と訓練の重要性を語った。
訓練に参加した女性は「結構難しかった。実際にその場になった時にどうなるかわからないけれど、少しでも今回の訓練を活かしたい」と意識づけはできたようす。主催者である筒井安忠理事長は「土曜ということもあり、思ったよりも参加者が多くて、隣のマンションから参加してくれた人もいた。年に一度はやっていきたい」と話している。
2007年9月6日 タウンニュース







